10月11日(土)、千代小と千栄小の創立150周年を記念した合同運動会を千代小の校庭で行いました。今年のテーマは、
「千代・千栄 全力で挑む! 仲間と共に 歴史を超える150周年」。
両校あわせて57名の児童が心をひとつにして、思い出に残る特別な一日をつくり上げました。
千代・千栄が合同で運動会を行うのは今回が初めて。開会前には、校庭に大きく描いた「千代・千栄150」の人文字をドローンで空撮しました。保護者の皆さまや地域の方々にもご参加いただき、150周年の記念にふさわしいスタートとなりました。
当日は、雨が降ったり止んだりと不安定な天候で、競技を一時中断する場面もありましたが、子どもたちは最後まで集中力を切らさず、一人ひとりが全力を出し切りました。どの種目にも、これまでの練習の成果と、仲間と協力する姿がたくさん見られました。
開会式・ラジオ体操・応援合戦に始まり、さまざまな競技や演技が行われた運動会。
3・4年、5・6年の短距離走や、1〜3年生の玉入れ、1・2年生のかけっこなど、それぞれの種目で子どもたちが一生懸命に取り組む姿が印象的でした。
また、千栄小の児童による一輪車演技では、練習の成果をしっかりと発揮することができました。
これまでなかなか成功しなかった大技にも挑戦し、演技の最後には、6年生3人が手をつないでトンネルをつくり、その下を全校児童が一輪車でくぐるという難しい技を披露しました。
「本番で成功させたい」という強い気持ちを胸に、見事にやり遂げた子どもたち。成功の瞬間には大きな拍手が送られ、あきらめずに努力を続けてきた姿に、私たち職員も深く心を打たれました。
その後も、観客の皆さまにもご参加いただいた大玉送り、4~6年生の力いっぱいの竹引き、千代小の静と動が融合した美しい組体操、そして両校の児童が力を合わせて走り抜けた全員リレーなど、どの種目にも子どもたちの真剣なまなざしと笑顔があふれていました。
閉会式まで、あたたかい声援と拍手に包まれ、150周年の節目にふさわしい一日となりました。保護者の皆さま、地域の皆さまのご支援とご協力に心より感謝申し上げます。
この経験を糧に、子どもたちはこれからも未来に向かって歩んでいきます。
